農業に特化したVCやアクセラレータ7選


Farm 2050

farm2050
farm2050

(公式ページより)

国連の調べによると、2050年までに世界人口が約100億人になると予想されることから、現状から70%の食料生産量アップが求められるそう。

それに対応すべく、FARM2050は、UberやAngelListに投資するInnovatoin Endevorと、ハードウェア関連のスタートアップに投資/支援するFlextronics’ Lab IXにより設立され、主に食料問題に取り組む農業関連(AgTech)の起業家やスタートアップを支援しているとのことです。

Innovatoin Endevorのパートナーには、googleの元CEO、エリック・シュミット氏がその名を連ねていますし、FARM2050への参加企業として世界の農業機器メーカーのデュポン(DUPONT)や、GoPro搭載型ドローンの開発メーカーの3drobotics社が名を連ねています。

AgTech Innovation Fund

agTech Innovation Fund
agTech Innovation Fund

世界の食料需要の増加と、食料生産に必要な国土/水/エネルギーの持続可能なエコシステムへのニーズの高まりを受け、AgTech Innovation Fundを設立。食料問題、農業関連に取り組む北米アーリーステージの会社に投資しているようです。

パートナーは、主に農業や食料問題に取り組むスタートアップに投資を行うJohn Selepと、バイオ系企業に投資を行うJulie Morrisの2名が紹介されています。

Africa Agriculture and Trade Investment Fund (AATIF)

aatif
aatif

AATIFは、主にアフリカの農業に従事する人々の収入面や食料の安全性、地方でのビジネスにおける競争力の向上を目的とし、ドイツ政府の経済援助省(BMZ)を代表し、ドイツ復興金融公庫(KfW)により設立されました。

AATIFは先述のドイツ復興金融公庫(KfW)とドイツ銀行及び個人投資家が株式を所有しています。

Deutsche Bankの記事によると、これまでに間接的/直接的投資含めて11億USドルの投資を行っていて、最も大きいのは、Wienco (Ghana) Limitedに対する2.1億USドルのの投資でだそう。同社は、約3万5000の小作農家に対し、農業に必要な肥料に必要なお金を融資、使い方をレクチャします。そして農家が収穫したココアやコットン、とうもろこしを代金として引きとり全世界へ販売するモデルのようです。

Pontifax Global Food and Agriculture Technology Fund (Pontifax AgTech)

pontifaxAgTech
pontifaxAgTech

Pontifax AgTechは、イスラエルのVC Pontifaxの4号ファンドで、ライフサイエンス/バイオインフォマティクス/プレシジョン(データを活用した)農業/サプライチェーンなどの分野に投資を行っています(公式ページ)。投資規模は約1000万USドルからだそう。

投資先には、VitAG Corporation(汚物や動物の糞から無機肥料を生成)や、Biosynthetic Technologies(植物性油から車の燃料を生成)などを挙げています。
公式ページ

Finistere Ventures II

Finistere Ventures II
Finistere Ventures II

Finistere Ventures IIは100% 農業系の企業に投資を行うFinistere Venturesの2号ファンド。投資規模は、5000万USドル程度までで、ファンドの総額は1.5億USドル。

これまでの投資先をみてみると、バイオ系がおおいんですが、、。

参考記事:http://finisterefund2.com/2015/02/finistere-ventures-announces-first-closing-of-new-150-million-agtech-fund-in-collaboration-with-bayer-cropscience-and-avac-ltd/

Y Combinator

Y conbinator
Y conbinator

Y Combinatorは北米で有名なシードアクセラレータの一つです。mixpanelやparse、herokuなどtech系スタートアップからairbnbのようなコンシューマ向けまで、これまで800のstartupに幅広く投資を行っています。現在は年に2回、少額の12万USドルを多くの企業(今は82個とのこと)に投資しています。

そんなY Combinatorが、2014年9月にRequests for Startupsという件名で、アクセラレータの方からStartupを志す方に向けて募集テーマを掲げました。その中に、“Food & Water” というテーマも入っていました。

実際、Farm Logsという会社は、Y Combinator出身のStartupで、2014年12月にシリーズBで1000万USドルを調達し順調にシェアを伸ばしているようです。同社は、ドローンを飛ばして広大な敷地面積をもつ農場のデータ経営を支援するソリューションを提供しています。

参考:農業経営支援のFarmLogsが早くもシリーズB、$10Mを獲得

Sequoia Capital

sequoia capital
sequoia capital

http://www.wsj.com/articles/china-russia-prepare-2-billion-agricultural-investment-fund-1431080535

AppleやYahoo、Googleなどシリコンバレーの名だたる大企業に投資してきたシリコンバレーの生き字引、セコイヤキャピタルも実は1社ですが、農業に関連するStartupに投資しています(本VCは”特化”というわけではないですが、ちょっと意外だったので載せてみました)。

その気になる投資先は、goodeggsという会社で、地域の農家や生産者が作った作物を顧客の家まで届けるサービスを運営しています。

ちなみにSequoia Capitalの現在の投資先はAngelListから見ることができます(全部じゃないかもしれないですが)。

ではでは。