地球の環境問題に取り組むクリーンテック系スタートアップ


スタートアップというと「ユーザーの課題を見つけてそれを解決するソリューションを提供する」ことが大前提にあります。それをビジネスモデル・キャンバスやリーンダイアグラムといったフレームワークに落としこんで、いろいろブラッシュアップをしていきますが、”ユーザー”が人ではなく”地球”だった場合どうなるのでしょう? 事実、再生可能エネルギーの問題や温暖化など、地球の環境問題は深刻です。こうした地球の課題解決に取り組む、クリーンテック系のスタートアップをまとめてみました。

水使用を効率化するセンサー「SenSprout」

日本で開発されたSenSproutは農業の現場で使われるセンサー。葉っぱの形をした部分や土にさした部分にセンサーが使われていて、雨量や土の中の水分量がわかります。SenSproutと連携するアプリにその情報が送られ、農家の人は水の散布量を調整できるという仕組みです。これが普及すれば、地球の大切な資源でもある水を節約することができます。いまはまだ実証実験中とのこと。発売が楽しみです。

SenSprout

◎ SenSprout
http://www.sensprout.com/

電力のムダを見える化「Energy Literacy Platform」

Sassorが事業者向けに展開しているのが「Energy Literacy Platform」。 店舗の分電盤にクリップ型のセンサーを設置するだけで、電気の消費量がWeb上で確認することができます。どこの電気が無駄遣いされているかリアルタイムで見ることができるので、光熱費の削減に役立ちます。

Sassor

◎ Sassor|Energy Literacy Platform
http://biz.sassor.com/

ポータブルソーラー「mPowerpad 2」

mPowerpad 2は、シンガポールの会社が開発した、携帯できる小型のソーラーパネル。重さは約700g。スマートフォンであれば、17時間の太陽光充電で約7回充電ができるそう。懐中電灯やFMラジオ等の付属機能が充実しているので災害にも役立ちそうです。約2万4千円で、楽天でも購入できます。

mPowerpad

◎ Third Wave Power
http://thirdwavepower.com/

スマホスマホのGPSで空調を自動調整「tado」

Tadoは、スマートフォンのGPS情報を利用した空調管理デバイス。小型のデバイスを壁につけるだけで、スマートフォンの位置情報から住人の居場所を把握して、空調を自動調整してくれます。外出したら、空調をOFFにするのはもちろん、帰宅時は家に近づいてくるのを察知して温度を上げてくれます。この仕組みで光熱費を平均60%カットできるそうです。

tadoは、249ユーロ(約33,00円)で購入可能です。

tado

◎ tado
https://www.tado.com/de-en/

製品の安全性を確認できる次世代スキャナー SCiO

クリーンテックとは少しずれてしまいますが、SCiO(サイオ)は、食材や衣服などモノにかざすと、その成分やカロリーがスマホで見ることができるサービス。2014年にKickstarterで276万ドルを調達し、294ドルで予約を受け付けています。これが日常的になれば、安全な食品や製品を選択することができるので、それを生産するメーカーもより安全な製品を作る意識が生まれると思います。

SCiO

◎ SCiO
https://www.consumerphysics.com/myscio/

まとめ

海外には、今回ご紹介した以外にも、多くのクリーンテックなスタートアップがありました。それに比べて日本のスタートアップはまだまだ少ないのが現状のようです。ブレークスルーパートナーズの赤羽雄二さんのスライド資料「クリーンテックベンチャーの最新状況と今後の取り組み」によると、日本には大企業から独立する技術者や大規模な投資をする投資家が少ないこともあり、海外に比べるとクリーンテック系のベンチャーやスタートアップが生まれにくいそうです。私自身この分野の必要性は感じるものの、まだまだ知識が足りないので、もう少し勉強をしてみたいと思います。

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