ミャンマーのヤンゴンで開催された、再生可能エネルギーワークショップに参加しました


ミャンマーのヤンゴン滞在中、Twitterを眺めているとこんなツイートを発見しました。

ヤンゴンで再生可能エネルギーのワークショップが開催されるとのこと。これまでにDotsNestの記事でも、再生可能エネルギーについて調べていたので、興味があり行ってみることにしました。

地球の環境問題に取り組むクリーンテック系スタートアップ
なんだこれは…次世代の発電方式7選

会場である「The Department of Research and Innovation, Ministry of Science and Technology」に到着。

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参加したのは「Workshop on “Introducing Japanese Renewable Energy Technology for Sustainable Development”」という日本の企業や大学がもつ再生可能エネルギー関連の技術をミャンマー政府や企業へ紹介するイベントで、2日間に渡って行われていて、私達が参加したのは2日目、到着した頃にはワークショップの真っ最中でした。

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会場の外でパネル展を行っていたので、まずはパネル展から見て回りました。

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スターリングエンジン

そこで、「スターリングエンジン」を売り込んでいるSEC Japanさんたまたま在席中だったので、実演も含めて細かく紹介してもらいました。

スターリングエンジンは、シリンダー中の気体が温度差によって膨張、収縮する性質を利用してタービンを回し発電するそうです。仕組みは、こちらのサイトが詳しいと思います。

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スターリングエンジンのミニチュア版

SEC Japanさんは、このスターリングエンジンの熱源としてバイオマスを燃料にして発電する手法を提案していました。籾殻や残り物などのバイオマスから発電でき耐久性も優れていることから、ミャンマーの無電化地域での発電方法としての実用化を提案しているそうです。

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これが実際のスターリングエンジン。2メートルほどの大きさです。宮城県の南三陸町でも試験的導入を進めているそうです。

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そのほかにも、九州大学や日本の企業が、風力・水力などの再生可能エネルギーについて熱心にミャンマー政府や企業に対してプレゼンをしていました。

Wind Lens

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風車に枠を取り付けて効率のよい風力発電ができるというシステム。風力レンズ効果(Wind-Lens効果)という仕組みで、風が入ってくる部分の口径を出て行く部分よりも小さくすることで気圧変化を発生させると、風力を従来の最大3倍にできるそう。
九州大学のサイト→ http://www.riam.kyushu-u.ac.jp/windeng/

Fugro GeoCunsulting

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海上で風力発電をするにあたって統合的な調査を行うためのソリューションを提供。
FUGRO Japanのサイト→ http://www.fugro.co.jp/service/

タライ

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タライという小さな水力発電システム。川の中にタライのような容器を設置し水を引き込み、そこに垂直に水車を設置し発電。同時に魚が通る道も確保し、川をせき止める事無く発電ができる省コスト且つ環境にやさしい発電手法を提案。
youtube → https://www.youtube.com/watch?v=-86mcml2RC0

私はこう思いました

このイベントもそうですし、町中を歩いていても、日本製の車や信号機や電車や色々と日本からの支援(投資?)を感じる機会が多くありました。それもそのはず、日本は毎年数十億円の技術協力、数百億単位の無償資金協力をしていて、2013年には3000億円の債務免除をしたそうです(via 外務省の資料)。

支援すること自体はいいことですが、日本がこれほどまでにミャンマーの支援をする理由はどこにあるんだろうかと疑問にも思いました。ので、色々調べてみたんですが、これといってピンとくるものはありませんでしたし、これは日本と東南アジア諸国の歴史的/政治的背景など諸々絡んできそうで、途中で断念しました。すみません。。

ただ、ミャンマー政府は省として環境保全林業省を設けるほど環境に対しては関心度が高いとも聞きました。それ自体はすごくいいことだなと思います。というのも、環境に関しては地球上の全ての国に関わることなので、インフラから先進国の踏んだ轍を踏まないように技術とお金を結集して発展していかないと、結局貧しい国からしわ寄せを食っていく形になってしまうので。

さいごに

飛び込みだったにもかかわらず、政府の方も参加するようなイベントに参加させてくれた上に昼食まで、、本当に貴重な機会を頂きました。主催のアジア航測株式会社様、本当にありがとうございました!

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